ハ行｜用語解説集
ハ行
バイオハザードマーク
バイオハザードマークとは生物学的危険指標のことで下の図のとおりである。感染性廃棄物は、公衆衛生の保持及び病原微生物の拡散防止の徹底の観点から、より安全に配慮した取扱いを要するものである。このマークは、赤、橙、黄色の3種類があり、廃棄物容器に貼付して関係者が一目で感染性廃棄物であることを識別 できるように色別してある。
| バイオハザード マーク |
感染性廃棄物 の種類 |
内容物の表示等 | 梱包方法 | |
|---|---|---|---|---|
| 表 示 | 色分け | |||
 |
注射針の鋭利なもの（注射針、メス等） | 感染性注射針等 | 黄色 | 耐貫通性のある堅牢な密閉容器 |
| 固形状の可燃物（点滴セット、注射筒等のプラスチック類、ガーゼ等の繊維類等） | 感染性固形状可燃物 | 橙色 | 丈夫なプラスチック袋を二重にして密封 | |
| 固形状の不燃物（ビン等のガラス類） | 感染性固形状不燃物 | |||
| 液状又は泥状のもの（血液等） | 感染性液状泥状物等 | 赤色 | 廃液等が漏洩しない密閉容器 | |
バーゼル条約
1989年にスイスのバーゼルで採択され、有害廃棄物の不法な越境移動を防ぐための初めての国際条約。約50の有害廃棄物が規定されていて、日本もこの条約に加入「バーゼル国内法」といわれる「特定有害廃棄物の輸出入等の規制に関する法律」をつくりました。
PL
「PL」とは、Product Liability、すなわち製造物責任のことです。製造物責任制度とは、製品の欠陥によって人の生命、身体又は財産に損害を被ったことを証明した場合に、被害者は、製造業者などに対して損害賠償を求めることができるという制度である。
製造物責任法（PL法）は平成7年7月1日から施行されている。
フロン
フッ素と炭素を含む化合物の総称であり、洗浄剤、冷媒、発泡剤等に使用される。フロンはオゾン層を破壊する力の強いCFCやその代替品として使われるHCFCやHFC等の種類がある。
モントリオール議定書に基づいて1996年から全面製造中止。
